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ショップ出店作家「ネコノ音」さんインタビュー

首輪を作る前は

以前にいただいたプロフィールによると服飾科の高校から、文化服装学院に進んだということですが、もともと首輪を作る前は縫製のお仕事をされていたのでしょうか?

縫製の仕事は本格的にはやっていないです。自分で服を作れたらと思って服飾科のある高校に行きました。さらに専門的に習いたくて文化服装学院に進んだのですが、卒業後はずっとブライダルの仕事をしていました。ほぼ接客のほうです。

ブライダルというと、ブライダルコーディネーターなどでしょうか?

そうです。ドレスショップでずっと働いていました。今は接客プラス、お直しを手伝うくらいの縫製をしています。

ご自宅のペットについて

作家のみなさんに聞いているのですが、ご自宅で動物は飼われているのでしょうか?

猫を2匹飼っています。名前が八兵衛。

八兵衛? ずいぶんと渋い名前ですね。それはまたどういった由来でしょうか?

お迎えしたのが八月だったのと、夫との結婚記念日が八月八日だったので、関連づけてみました。下の子は名前が友蔵です。

これまた和風の渋い名前。名前はちびまる子ちゃんのお爺ちゃんからですか?

ええ、八兵衛に友達を、ということで友蔵にしました。

ご自身で猫を飼われていて、よかったと思うことなどはなんでしょうか?

もともと実家では犬がいたので、最初はワンちゃんを飼いたかったのです。だけど夫婦ともに働いているので、お留守番が長くなるし毎日の散歩も難しくて、ワンちゃんは無理だと思いました。
で、ペットショップで猫ちゃんの手をさわってみたら、ふにゃふにゃすぎて。なにこれ!と感動しちゃいまして。そこからはもう、猫まっしぐらになりました(笑)

たしかに、猫はやわらかいですもんね。

いっしょに寝てくれるし、可愛いところしかない(笑)

首輪製作の経緯について

ご自身で猫の首輪を作ろうと思い立った経緯はなんでしょうか?

はい。うちの猫に首輪をつけようとしたところ、八兵衛が首輪を嫌がる子でして。自分で外そうとして猿ぐつわみたいになるのです。それで色々な首輪を試してみたのですが、柔らかい素材のものだと嫌がらなくて。それから他のハンドメイド作家さんの首輪を一年くらい買いあさっていました。
あるとき、刺繡入りの可愛い首輪をつけさせたら、2日ほどでボロボロになってしまって。もっと丈夫で可愛らしいものを自分で作ってみようと思い立ちました。

どのくらい前から製作を始めたのでしょうか?

2年半ほど前です。いろんな首輪を見ているうちに、自分にも作れそうだと思ってとりかかりました。

自分で作り始めてから、どのくらいで販売に踏み切ったのでしょうか?

作り始めて半年くらいです。最初はハンドメイド通販サイトminneさんで、その3か月後に東京ピクニックというイベントに出店しました。

こちらのお店に置き始めたのはいつくらいでしょう?

minneさんと東京ピクニックの間のことですね。動物のグッズを置ける、レンタルボックスがあるよと友人が教えてくれて。

作り始めてすぐなのですね。もっとベテランさんかと思っていました。

イベント出店時の写真
イベント出店時の写真
イベント出店時の写真
イベント出店時の写真

商品の特色について

ネコノ音さんの首輪はスカーフ、リボン、襟タイプなどユニークなものが多いですよね。

うちの猫が半長毛なので、バンドタイプだと埋もれてしまいます。それで首元にボリュームを出そうと思いました。ただ猫ちゃんの性格によっては嫌がるかもしれないので、取り外しはできるようにしています。まずはバンドタイプで慣れてもらってから、平気そうだったらリボンなどを後から足してもらいます。

素材としてヴィンテージ生地を使われることも多くて、たいへんお洒落だと思います。

いろんな生地を集めるのが好きで、ネットで買いあさっています。生地のほうがあまって製作がおいつかないくらいで(笑)

ペットショップやホームセンターに置いてある首輪だとビビッドな色あいのものが多いですが、ネコノ音さんのものはレトロ感があって優しい雰囲気があります。ところで、制作するうえでのこだわりなどはなんでしょうか?

まずはうちの子たちで試しています。古いヴィンテージ生地を扱うことが多いので、入荷してからは必ず水通しをして埃や糊を抜くなどの手入れをしています。
古い生地なので染みが残っている場合は、そこを避けて作るようにしています。

今後の活動について

今後はどのような商品展開をしていくご予定でしょうか?

シナトさんには、いちごボールという猫玩具を置かせてもらっていますが、次は蹴りぐるみも並べたいと思っています。作ってはいるのですが、なかなか数をそろえるのが難しいですね。

なるほど。ちなみにハーネスとかを作る予定はあるのでしょうか?

このあいだ、地震が起きたときにうちの猫にハーネスをつけたら一切、動かなくなりまして。時間があるときに作って、うちの子で試してみたいとは思っているのですが、なかなか。抜けない、苦しくない、猫が嫌がらないことはもちろん、強度の問題などクリアしなければならない点が多くて。

猫用のハーネスはあまり種類がないので、ぜひ作っていただけたらと思っています。今後のイベント活動についてはどうでしょうか?

いままで猫関連のイベントでは出店しているのですが、猫に関係のない一般のイベントに出てみたいと思っています。ハンドメイド全般のイベントに出店してみたら、いままで猫イベントまでは行かないまでも猫を飼っているお客様の目につくかもしれないなと思いまして。

それはそれで顧客層が広がりそうですね。今日はたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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ネコノ音

我が家の猫さんに首輪を探す日々のなかでこんなのがあったらなぁ…と、大好きなヴィンテージ生地を使い作り始めました

少しでも猫さんのストレスや負担にならないように試行錯誤な毎日です

猫さんや飼い主さんの声に耳を傾けしあわせなお時間のお手伝いができるようなショップでありたいです

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「ネコノ音さん」インタビュー | シナト・ビジュアルクリエーション ショップ